人気ブログランキング | 話題のタグを見る

アメリカ古着業界  正価の崩壊の現実!!仙台アメリカ ビンテージ古着店 FUJIYAMA ブログ

近年 セールで 正価の 崩壊の現実!!

仙台アメリカ ビンテージ古着店 FUJIYAMA ブログ



平成26年 4月15日 をもって 

アンティーク通信販売事業を終了しました。






アメリカ古着業界  正価の崩壊の現実!!仙台アメリカ ビンテージ古着店 FUJIYAMA ブログ_a0266240_1895028.jpg







現在は アジアの近隣諸国の不安定な状況が 続いております。


アパレル生産業国 :ベトナム・タイなど動き


中国以外の生産委託先の 比率を増やす計画あり。

理由:  生産委託で中国に集中している体制を見直し。


中国比率を下げてリスクを分散。


アパレルOEM生産業国 


ベトナム・ミャンマー・バングラディッシュなど動き


OEM先として中国以外の国で生産。


中国沿岸部から内陸での生産を増やす。


理由:  中国の労働力不足、人件費高騰、人民元切り上げの


観測から中国での製品生産が今後は困難になると予想して。



アパレル業界においても、次の事例のような動きが


行われており、この流れは今後ますます活発になると予想されます。




さて、2014年も  これから
 

世の中は 秋のスポーツアウトドアや クリスマス商戦やら


年越し商戦やらで 忘年会の予約やらで
 

街には 様々な活気が 出てくる。


アメリカ古着業界  正価の崩壊の現実!!仙台アメリカ ビンテージ古着店 FUJIYAMA ブログ_a0266240_1640522.jpg



だが いっぽうでは
 

大型百貨店や 駅前ビルが 「バーゲン正常化」 を謳った


7月バーゲン後送りが招いた混乱で
 

夏物在庫の処理に窮したばかりか


夏物衣類処分のズレ込みで 秋物立ち上がりも遅れて
 

8月まで販売が 低迷したアパレル業界は在庫に神経質になり、


冬バーゲンも混乱が残ると怯えたブランドが


不振在庫のコーナー処分に走るなど、


過剰反応に陥った。




アメリカ古着業界  正価の崩壊の現実!!仙台アメリカ ビンテージ古着店 FUJIYAMA ブログ_a0266240_16413889.jpg





結果、これまで期末しかセールを行わなかった


ブランドまで期中セールを行うようになり、


まさに 「バーゲン日常化」 という状況を招いてしまった!!



こうした 現在の状況に おける 消費が衰退し


アパレル生産が空洞化するにつれ


アパレル業界は自社開発体制を放棄して


セール依存でマークダウンロスを肥大させ、


顧客の価格信頼感を失ってしまった。



アメリカ古着業界  正価の崩壊の現実!!仙台アメリカ ビンテージ古着店 FUJIYAMA ブログ_a0266240_16442260.jpg



「 マークダウンが起こる主な要因としては




過剰仕入れや仕入れ時期の失敗、破損や汚れ、



気候など自然条件の変化、他社との価格競争の熾烈化、


流行の急激な変化などが挙げられる。」





 
ファーストリテイリングやしまむらに続くバリューが


確かで 経営効率が高い(ロスと経費率が低い)


誠実な 大手アパレル事業者に 駆逐されざるを得ない。





これらの企業では素材調達、製品企画、製造、流通、


販売、販売促進、在庫管理といった


全ての工程を一貫して自社で管理している。





アメリカ古着業界  正価の崩壊の現実!!仙台アメリカ ビンテージ古着店 FUJIYAMA ブログ_a0266240_16444820.jpg





具体的にはユニクロを展開する



「ファーストリテイリング」や無印良品の「良品計画」、



「ワールド」、「ファイブフォックス」など、



アパレル業界において多くの企業がSPAを取り入れている。



さて 現在のトレンドと人気の商品は どうなっているのか??


ランキングの「ベスト10」は以下の通り。



1位 コンビニコーヒー

2位 パズル&ドラゴンズ

3位 アベノミクス消費

4位 半沢直樹

5位 伊勢・出雲

6位 Nexus 7 & iPad mini

7位 あまちゃん

8位 レイコップ

9位 ノンフライヤー

10位 グランフロント大阪


ランキングの1位に輝いたのは「コンビニコーヒー」。


手頃な価格、品質、近所で24時間買えるといった


利便性が多くの消費者に支持された。




アメリカ古着業界  正価の崩壊の現実!!仙台アメリカ ビンテージ古着店 FUJIYAMA ブログ_a0266240_16452466.jpg





こういった市場動向をふまえて 独自の小売店の販売戦略は


今後ますます 激化されることは 懸念される。






視覚面でのマーチャンダイジング、すなわち顧客の



消費を促す売り場を視覚的な観点から構成することが


 

アメリカビンテージ古着業界やインポートアパレル業界も



2015年には 変革の時期になるで

 

ビジュアルマーチャンダイジングが 



必ず必要になると予想されます。


ネットショップと言うと、まるでPCの前に座っていれば商売に


なるような誤解がありますが、仕入れルートを


開拓するにには相当の行動力が必要です。


ネットショップってよく安易に考えられますが

この点は実店舗より価格競争などの面で厳しいです。


お客様とコミュニケーションとって販売することも

簡単ではないので難しいです。


どこも取り扱っていない人気商品であれば強いですけど

仕入れ方法聞いている時点で


この能力は ないと判断します。

アメリカヴィンテージ古着も 待っていれば そのうち

バーゲンするから 今買うと 損をする!!と思われています。

したがって 売るのは 辞めるのが 正解という ことです。




本当に 処分する場合は 


ヤフオクで 1円スタートを お勧め致します。










 

アメリカ古着業界  正価の崩壊の現実!!仙台アメリカ ビンテージ古着店 FUJIYAMA ブログ_a0266240_16355013.jpg


アメリカ古着業界  正価の崩壊の現実!!仙台アメリカ ビンテージ古着店 FUJIYAMA ブログ_a0266240_163559100.jpg


アメリカ古着業界  正価の崩壊の現実!!仙台アメリカ ビンテージ古着店 FUJIYAMA ブログ_a0266240_16362287.jpg

by fujiyama50s | 2014-08-22 18:11 | 50s店長日記 (43) | Trackback