2013年アメリカの古着業界の市場動向 アメリカビンテージ古着店 FUJIYAMA ブログ
2013年アメリカの古着業界の市場動向 仙台ビンテージ古着店 FUJIYAMA ブログ
仙台アメリカビンテージ古着通販専門店 FUJIYAMA
予想的中!!厳しいスタートで新年の幕開け!生残りを賭ける年
今年は政権交代もして、経済の景気回復などの部分がどのように変化していくか
様々な憶測が有ります。
百術より一魂!!
今回は、アメリカ古着とアパレル業界の市場動向などについて検証してまいります。
景気の停滞感による古着消費者の購買意欲は低迷しています。
一部の富裕層を除き、消費者の傾向は「安くて良いもの」を好む方向に。
ユニクロのようなファストファッションが支持される一方、百貨店を中心とした高価格帯のアパレルは敬遠される結果に。
高額なビンテージアメリカ古着の崩壊
2005年頃から、ビンテージデニム類・ビンテージカウチン・ビンテージアロハ スタジャン USEDTシャツ
ビンテージニット類・ビンテージ放出品類(MA-1) (軍物) (革製品) などの商品が
売行きが落ち始めた。
そして、古着屋の救世主だった リーバイス501のレギュラー物が
ピタリと売れなくなった!!
アメリカビンテージショップもやはり、高額な商品(1万円以上の商品)は、敬遠され
良い商品を並べていれば売れる時代は終わりました!!
ショップ店内も空洞化現象になり、顧客離れがおきています。
ビンテージショップの今後の行方は、よりコアな客層・より質の高い商品を希望する
ニッチなファン層を経営するお店の来店促進に、どれだけ獲得できるかで
生き残れるかどうかの世界でしょう!
理想だけでは、顧客は集まりません。(ビンテージ好きだから古着店やってますは、趣味の道楽ショップ)
市場の変化は早く、顧客のニーズにのれないお店は、淘汰されていくことでしょう!!
アパレル市場全体の勢力図もここ数年で様変わりしました。
また、08年秋からはH&M(スウェーデン)、フォーエバー21(米)など外資系企業が参入。
ファストファッションにさらなる拍車がかかる一方、価格競争もますます激化することが予想されます。
アメリカ古着の市場と今後の予想と戦略は?どうなる?
現在若年層のアメカジ離れや古着に対する価値観の低下は、さらに進み今後
益々厳しくなると予想されます。
以前のアメカジ好きの30代~40代のおとうさんたちは、年に1~2度来店する
程度と考え、新たなファン層の定着や小売店の独自性の商品構成
インターネットでの顧客獲得の商業戦略は必須でしょう!!
ブログで商品をアップしても来店促進には、
あまり期待できるような効果は望めないのではありませんか?
今一度、考えてみる必要があるでしょう!!
世間の消費者たちは、初売りやバーゲンなどは、年末の恒例行事程度の認識です。
むしろ、初売りが終ったあとの最終処分バーゲンに興味
が、あると認識いたします。
初売りで買うのは、素人です。 (このような風潮です)
アメリカ古着店で、利益だして安定経営できる地域性もあります。
1日の来店数と店舗の滞在時間・来店数に対する商品のヒット率
動きの止まった商品は、(1年以上も売れない商品) もはやデットストックです。
在庫を処分しなくとも、運転資金がまだ半年以上あるならば、ネットで安く捌くのが
賢明と考えることでしょう!!
来店数が、一か月で平均1日辺りで、10人から~20人程度なら、健全な運営とは決して言えません。
原宿での販売と㈱上野商会時代の運営経験上からいくと
人の心理を理解できない商人は、すぐに淘汰される。
販売力・商品力・店舗の地域制・などは、当たり前で、むしろ 消費者心理学を
経営者は、よく学習する必要があるだろう!!
コーヒー好きが、コーヒーショップで経営が成りたたなくなった時代と
まったく同じ理論である。
身内商売は、知り合いや友人などからの支援で成り立っているが
3年限界説がある。
蜘蛛の巣的商売では家賃と人件費で
経営がより、圧迫して自滅していく
小売店がさらに、加速していくものと考えられます。
現在アメリカ古着店で、売れ筋となる商品は、安価なブラランドシャツ(4000円~5000円)程度の商品
(この4千~5千円でも、相当無理して出費している)
パタゴニアのフリースジャケット(10000円以内)のかなり程度の良い商品などで
新品で買うには、ちょっと高いものが、古着なら買えるからという理由が、もっとも多い!!
このように、スリフトから集めてきたベール買いのようなレギュラー物の古着は、今後は市場からは
消えていき、1ドル~5ドル前後で仕入れたアメリカ古着が以前のように何倍もの値段で
売れる時代は崩落した。古着屋さんで、生き残れるのは相当、恵まれた
優良顧客と長年の付き合いのある良いバイヤーとの取引がなければ、
あと1~2年で
閉店するでしょう!!そのくらい今は厳しい業界です。
小売店の販売する側と商品を模索する消費者との視点の
ズレが
現在の状況では、ないでしょうか? みなさんは如何思いますか?
補足説明 このズレを解消できない小売店は、さらに厳しい年になることでしょう!!
アメリカ古着店の末期をここ数年間で多数見てきました。
仙台では、最高時期で約90店舗ありましたが、現在は約10店舗前後でしょうか?
なぜ?これだけ激減したか、ご存じでしょうか?
これに気が付かなければ、やはり生き残りは難しいと認識致します。
個人消費の低迷
アパレル業界の過去の推移を見ますと、平成15年以降拡大を続けてきましたが、
18年から19年にかけて鈍化、19年からは減少に転じています。
経済産業省「08年商業販売統計」によると98年から大型小売店の衣料品販売額は減少を続けています。
平成22年3月決算(他時期決算企業あり)ではファーストリテイリング、
しまむらを除く上位7社が対前年比マイナスの売上高を記録。
アパレル業界は苦しい局面を迎えています。
アパレル業界が苦戦を強いられている主な原因としては、
個人消費の低迷、百貨店の業績不振、消費者の
消費価値観の変化などが挙げられます。
これは、最近の経済新聞の記事である!!
これを皆さんはどうとらえるか?
11月のユニクロ既存店売上高、13.7%増=寒さで冬物衣料好調
カジュアル衣料大手のファーストリテイリング
主力ブランド 「ユニクロ」 の11月の国内売上高(既存店)が
前年同月比13.7%増だったと発表した。
気温の低下で発熱保温肌着「ヒートテック」やダウンなどの冬物衣料が好調だった。
プラスは3カ月ぶり。
FUJIYAMAホームページは 下記のアドレスからホームページに移動します
http://samplefujiyama.web.fc2.com/
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by fujiyama50s | 2013-03-04 10:23 | 50s店長日記 (43) | Trackback