ヴィンテージ古着の価値観変化 アメリカビンテージ古着店 FUJIYAMA ブログ
ヴィンテージ古着の価値観変化 仙台ビンテージ古着店 FUJIYAMA ブログ
仙台FUJIYAMA アメリカビンテージ古着店 通販専門
さて、今後の2013年のヴィンテージ市場をさらに分析してみましょう!!
生活者の価値観が変化しているため、消費者ニーズの把握が難しくなっている
という声が企業経営者などから聞かれる。
「ビンテージ古着店の競合他社の状況」
競争優位な価格で市場導入する場合、様々な規定もありますが、
古着の買い手側である消費者がその商品に対して圧倒的に低価格を望んでいるのであれば、
古着価格を調整せざるを得ない状況になりますし、
価格引き下げをしないのであれば、必然的に販売数が低下することが予測されます。
仙台市の古着店の壊滅的状況は、この辺が、ターニングポイントです。
ただしある一部のお店では、すでに実行してかなりの業績と収益を上げてますよ!!
背景には将来不安などの社会的変化があるとも言われている。
吾輩は、生活者の「巣篭もり志向」、「つながり志向」、「安らぎ・癒し志向」といった
価値観変化を検証するとともに、こうした価値観が消費行動に影響している可能性を検討するものである。
生活者の上記のような価値観が重要であるとすれば、
年齢、性別、年収などによる従来のアメリカ古着消費者の
セグメンテーションはあまり有効ではなく、
(市場を分類し、その性格にあった商品の製造・販売活動をすること。)
消費者ニーズを的確に把握できないという結果につながる。
こうした点を、旅行消費という文脈で検討し、
ヴィンテージアパレル企業のマーケティング戦略などへの
インプリケーションを考察するものである。
さて、古着屋のホームページの分析の仕方を伝授します!!
カテゴリ別に解析(コンテントのグループ化)
ページをカテゴリ別にグループ化して傾向を大きく捉える
サイトの複数のページをグループ化(コンテントグループ)し、
そのグループごとの傾向を分析することができます。
個別ページごとの分析に比べカテゴリ別に人気度や訪問の傾向を大きく捉えることができ、
サイト全体の最適化などに役立てることができます。
例えばビンテージ50s古着を販売しているサイトでは、
「アウター」「ボトム」「シャツ」など一般的なカテゴリ別にグルーピングして解析することもできますが、
視点を変えて「ファラオコート」「カウチン」「スタジャン」「スカジャン」など
嗜好カテゴリ別にグルーピングして解析すると、違った傾向が分析できることもあります。
コンテントグループを設定すると、他のレポートでのフィルタなどでも設定できますので、
例えばページ経路をカテゴリ別に見ることで「ファラオコート」のページに訪れる人は
「スカジャン」のページも訪れる、といった傾向を把握することもできます。
リアルコンテンツなども活用しましょう!!
巣ごもり傾向の拡大
巣ごもり傾向は、年齢が上がるほど、また年収が低くなるほど強く表れていましたが、
性別による差は異なります。
20代~30代に多く出ている傾向です。
また、将来に対する不安が大きい人、5年前と比べて不安感が大きく
なった人ほど巣ごもり傾向がみられました。
性格との関係を見ると、古着購買意欲に慎重な人のほうが購買意欲が大胆な人よりも
巣ごもり傾向が出ていました。
この辺が、ポイントですよ!
支出に対するメリハリ傾向
年代でみると、20代~30代で支出のメリハリ傾向が強いものの、
性別や年収による差はみられませでした。
ただし、高額なビンテージ商品はもはや、時代のニーズには、あいません!
ニーズがあわない 物販部門では、衰退していくことでしょう!!
特に世帯をお持ちの経営者は、よく考えてみると良いでしょう!
暇な店内で、パソコンを眺めてる日々なら、夜は運転代行や、居酒屋などで
アルバイトしながらでも無理維持するつもりなら、話は別ですが、
店内で蜘蛛の巣的に、入店客を待つお店では・・・ちょっと先が見えてる感じです。
実際、お店を運営する為、お店の閉店20時から夜間の運転代行をして夜中3時頃まで
仕事をして奥さんへ給料を渡しているオーナーも珍しくありません!!
そこまでやって維持するのであれば、逆に根性ありありで良いと思います!!
また、将来に対する不安が大きい人、5年前と比べて不安感が大きくなった人、
5年前と比較して現状の満足度が向上した人は
支出のメリハリ傾向が強いことが、考えられる。
性格による差は特にないように、認識してます。
刺激から癒しへ
30代で癒し傾向が強いこと、性別と年収による差はないこと、
将来に対する不安が大きい人、5年前と比べて不安感が大きくなった人ほど
癒し志向が強いことが、考えられます。
また、現状の満足度が5年前と比較して高くなった人は
刺激を求める傾向があること、性格との関連でみると、
古着に神経質で慎重な人は刺激より癒しを求めることが多いです。
その辺の現代古着消費者ニーズを踏まえて
大胆な変革の時期と認識致します。
大胆な割引と大胆な在庫処分が、出来ない経営者たちは
現代古着消費者ニーズとの・ズレの解消
売り手は3つのアプローチをとることができる。
(1)マス・マーケティング
(2)製品多様化マーケティング
(3)ターゲット・マーケティング
ビンテージ古着製品ポジショニング
(1)各ターゲット・セグメントについて可能
ポジショニング・コンセプトを明確化する。
(2)選択したポジショニング・コンセプトを選定し、開発し、伝達する。
もちろんこの辺りは、常識ですのであえて、説明致しません。
古着市場の細分化を図り、最も効果的な標的市場を選定し、
選択された特定のビンテージ市場に向けて経営資源を効果的に投入する手法をお勧め致します。
古物業は潤沢な資金が豊富にあるわけでは ありませんので、
限られた資金とアメリカのバイヤーを効果的且つ短期的に
投資(仕入れ)・回収(売上)しなければなりません。
よって集中化戦略(ターゲット・マーケティング)をいかに戦略的に計画・実践していくかが
企業の強みあるいは弱みとなります。しかし一方で、
宮城県内の古着業はこのターゲット・マーケティングが極めて弱く、
戦略的に実践している古着店は極めて少ないと言えるのではない でしょうか。
これを実践するにはまず、古着市場の細分化及び分析・評価が必要になります。
ただ単に、運営しているお店は、まず勉強してくださいませ。
ブログで、商品を出してるだけでは、残念ですが、淘汰されることでしょう!!
今後、仙台ヴィンテージ古着店の行方を見守りたい!!
お知らせ
FUJIYAMAホームページが 新しくなります!!
FUJIYAMAホームページは 下記のアドレスからホームページに移動します
http://samplefujiyama.web.fc2.com/
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by fujiyama50s | 2013-03-06 21:01 | 50s店長日記 (43) | Trackback